好きな酒はやっぱり日本酒。ここのところ、ちょっと違う雰囲気で日本酒を飲む機会が続きました。
まず3月31日(日)、京都伏見へ行ってきました。京阪中書島近辺のメジャーな酒蔵月桂冠や黄桜があるところではなく、京阪伏見桃山駅近辺にあるたまたま見つけた酒蔵、藤岡酒造さんを訪れました。酒の銘柄は「蒼空(そうくう)」。

小さな酒蔵で、広域には殆ど流通してません。酒蔵には直売コーナーとバーカウンターが併設されており、ここで新酒を味わいました。酒の味に関するボキャブラリーが決定的に不足している僕としては「旨~っ!」くらいしか思いつかないほどおいしいお酒でした。伏見のお酒らしく、飲み口は甘くあとからじんわりと辛みと旨味が昇ってきます。写真はありませんがお酒は全て500mlのベネチアングラスに入れられて販売されています。ネットでも販売されています。興味のある方はどうぞ。 http://www.sookuu.net
続いて4月7日(日)、行きつけの店の大人の遠足として、岐阜県瑞浪市にある若葉酒造の蔵開きに行ってきました。暖かく最高の日よりの中、「若葉」の名酒を堪能してきました。真昼間からこんなに日本酒をおいしく飲んだのは久しぶりでした。大満足の大人の遠足でした。
そして、昨日(4月10日)地元、大阪なんば高島屋で催されている日本酒祭に行ってきました。この日はテレビでおなじみの太田和彦さんが来阪されていて、トークショーがあるということでそれが目的でした。「日本酒うさぎ」の若女将との軽妙な居酒屋トーク、ゆったりまったりとした太田さんの語り口はテレビそのままでした。

この女将が仕込みを手伝ったという佐渡島、学校蔵の新酒「d酒」を飲みながらのトークショーを見ていたら、当日飲むつもりはなかったのですが誘惑に負けて、「うさぎ」のバーカウンターで「d酒」を含め3種類のお酒を堪能してしまいました。
「d酒」は発展途上のお酒らしく、それなりにおいしいのですが少々粗削りな感じでした。
3つ目に飲んだ長野県飯山市(豪雪地帯だそう)の角口酒造店の「北光(ほっこう)正宗」がよかった。この酒蔵の女性の蔵人さんからいろいろ話を伺いました。この酒蔵も小さく、流通量が少ないそうですが、こういう小さな酒蔵が日本全国に点在していて、日本酒の奥深さが偲ばれますね。
このところ、家飲みも含め日本酒の量が増えていて、γGTPの値がまた気になるところですが、ま、アラ古希のジジイだから変な心配せずにおいしい日本酒を楽しむか…。
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