趣向を変えて奈良へ。

日帰り
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11月25日(日)ちょっと趣向を変えて奈良へ行ってきました。いや嵐山ばっかり行くわけではないんですよ。
東向商店街の中程に親愛幼稚園があります。今日はたまたま門が開いていて自由に入ることができました。ここの正式名称は奈良基督教会。

礼拝堂は昭和5年築の純和風の寺院風の建物です。祭壇、説教壇、聖書台、長椅子、さらに隣接する親愛幼稚園の建物を含め2015年、国の重要文化財に指定されています。
礼拝堂内も格天井の数寄屋風といった純日本仕様ですが、キリスト教会のしつらえとマッチしていい雰囲気です。祭壇の反対側には真新しいパイプオルガンが設置されています。

園庭にでるとフェンスの向こうに国宝の興福寺三重塔が…。そして振り返ると重文の園舎と礼拝堂。贅沢な環境です。園児には関係ないか…。

昼食の後、紅葉と鹿のアングルを探しながら、正倉院を目指しました。正倉院展は今年も行きましたが、正倉院の外構を間近で見たいと常々思ってたので…しかし、公開は平日の10時から15時のみ、休日は非公開でした。宮内庁の管轄であり、皇室の貴重な遺構なのであまり多くの人が来ても困るのでしょう。

しかたなく春日大社に向かいます。春日野や東大寺あたりでも鹿と紅葉の「花札」アングルを探しながらテクテク。

春日大社ではいつもは南門から入って幣殿でお参りをして引き揚げるのですが、大宮の特別参拝で初めて奥に入りました。御本殿(4つの本殿と7つの神社)、藤波之屋での万燈籠再現、樹齢1000年の大杉、御蓋山浮雲峰遥拝所(みかさやまうきぐものみねようはいしょ)等、初めて見るものばかりで中々興味深かったですね。

晩秋は日の落ちるのが早い。三条通りにある白玉屋榮壽で名物の「みむろ」最中を買って早々に大阪へ帰りました。
余談ですが…この最中絶品ですよ。小振りながら粒がはっきりわかる小倉あんがぎっしり詰まっていてよその最中が食べられなくなるほどです。

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