11月16日 京都鉄道博物館に行ってきました。僕の一番のお気に入りELで今年3月28日に引退したEF200と大物車シキ800が展示されるということで訪問した次第です。
EF200は新生JR貨物が日立製作所と組んで開発した(1990年)新世代ELでしたが社会情勢の変化に翻弄されて、僅か30年足らずで全機引退に追い込まれてしまいました。
一言でいうと、この機関車の性能に運用路線の東海道、山陽本線のインフラが対応しきれなかったのです。誕生時はインフラの所有者であるJR東日本、東海、西日本はインフラ増強(変電所容量増強、待避線等の延長など)に同意していたんですが、それが中止になってしまい、この機関車の性能がオーバースペックになってしまった訳。
このため100輌程度生産の予定が試作機を含め21両で打ち切られ今後の主力機関車としての将来を絶たれてしまいました。
JR貨物は改めて、萩生田文科大臣じゃないですが「身の丈に合った」機関車としてEF210を開発、これが現在の主力になっています。
次にシキ800大物車ですが、変圧器運搬用の貨車です。実物見るのは初めてですが、とにかくデカイ…。車体を真ん中で分割してその間に変圧器を挟みこんで運搬します。この貨車も引退しました。
ところでこれら引退した車両は今後どうなるかJR貨物の職員の方に聞いたらやはり廃車解体になるそうです。これが最後の晴れ舞台ということで淋しい限りです。
鉄道博物館を後にしてJR嵯峨野線(山陰線)、鉄博のすぐ隣に今年4月新規オープンした梅小路京都西駅から嵯峨嵐山駅へ…またしても嵐山…。通常非公開で紅葉の時期だけ一般拝観を受け付けている厭離庵へ行ってきました。ここは紅葉の穴場なんだそうです。
今日(11/16現在)は残念ながら紅葉はまだまだでした。見頃は月末位かな?観光寺ではないため鄙びたいい雰囲気のお寺でした。境内は祇王寺より狭いくらいでした。
ここから祇王寺は近くだったので、また訪れました。ここは紅葉が三割位進んでました。
コメント