4月21日(日)松尾大社で山吹祭が催されていて、桂川で船渡御があるということで行ってきました。阪急桂駅から徒歩15分位のところ、ちょうど桂離宮の付近にある桂大橋のたもとで行われます。6基の大きな神輿を船に積んで、桂川の西側から東側の対岸へ運び、西七条御旅所まで巡行します。(神幸祭)
大勢の氏子によって運ばれてきた神輿を船に乗せるところがハイライト。神輿は5月12日に執り行われる還幸祭によって松尾大社に戻るそうです。
桂駅に戻る途中、桂離宮のそばを通るのですが、多分、中の見学は無理だろうと思いながら入口まで行ってみました。なんと当日見学OKでした。
桂離宮は宮内庁の所轄で自由に出入りは出来ません。受付で名前を記入し、身分証明書を見せ受付票を受け取り、入口で皇宮警察官に受付票を見せ、参観者休所でまたも身元確認。1,000円を支払い入場証を受け取ります。参観時刻が来るまでしばし待機。13時45分に入館し、出発は14時10分。見学は1日480名まで。(1グループ20名で24クール)
昨年度までは人数は200名に制限されていましたが、参観希望者が多く倍まで増やしたとのこと。参観者が増えた分庭園に与えるインパクトが大きくなるため、参観者からメンテナンス料を徴収することになったそうです。お金を徴収する宮内庁施設はここだけとのことです。
宮内庁広報の職員に引き連れられて庭園内を回ります。所要時間は一時間。職員は一見生真面目そうな役人らしい風貌の人でしたが、あにはからんやユーモアとウィットに富んだ説明で楽しく見学させてもらいました。
庭園や建物の解説はここではしませんが、一言「すばらしい」。日本人なら一度は見学するべきところと思いましたね。
山吹まつりや船渡御の見学が目的だったのですが、桂離宮の見学が図らずしも今日最大のハイライトと相成りました。
この後、松尾大社で満開の山吹を愛で、この日は桂離宮でお腹一杯になってしまったので、いつもの嵐山には向かわず帰路につきました。
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