青島文化教材製DD51製作記 その4

プラモデル
この記事は約2分で読めます。

一昨年の夏に購入したきり放置プレイだったプラモデル、青島製DD51…。年始から組立はじめて、やっとここまで出来ました。

このパーツ類をフレームに組み込めば形ができてきます。後は細かいパーツをちまちま取り付けていきます。しかし、ここまで来たのにまだウンザリするほどの細かいパーツが残ってます。

しかし、プラモデル生産のベースとなる金型製作技術の進歩は驚くものがありますね。現在のプラモデル開発は、2D/3D CADでパーツ割まで設計し、設計データをNC工作機械に送って金型を製作し、最後にベテランの金型職人が仕上げるというプロセスを経ると推測するんですが、製品のパーツ構成や出来栄えを見ると、たかが(と、いっては失礼だが)プラモデルでここまでの精度を求めるか~!というほどすごいものがあります。また、その金型を使って生産するのですが、その製造技術も凄い…。

パーツの中には、僕のような爺様の肉眼では殆ど見えないような大きさのものがごまんとあるのですが、このような小さなパーツでもなんの加工もなしに正確に本体に取り付けることができます。さらにこのような小さな部品をランナーから切り出すとき、ランナーとパーツの境目に溝が切ってあって、ニッパーの刃先で当たっていくとかすかに感触があり正確にパーツが切り出されるような配慮もなされています。


部品数の割には組立やすい模型です。もちろん一朝一夕に作れるようなモデルではなく、それなり根気と集中力が要求されますが・・・。
じつは、青島文化教材というメーカーさんの模型は、有名なタミヤ模型やハセガワなどの製品と比べると精密さや精度が劣るという印象を今まで持ってましたが、この模型に関しては印象を覆されました。

コメント